「香らず香」は、香料不使用の香りが出ないお香。
ほのかに炭の燃える香りをたのしめます。
備長炭とヤシガラ炭をベースに高濃度の茶カテキンが配合されていて消臭効果があります。
tretreさんのヒノキのルームミストはスポット消臭用ですが、香らず香は少し広めの空間のリフレッシュ向き。
換気をしながらお香を焚いて、部屋にこもった臭いや空気と一緒に流し出すのがおすすめです。
備長炭やヤシガラ炭をベースにしてあるのでお線香独特の匂いがなく、香料も一切不使用のため香料の油分が混ざった煙が出ません。
なのでお部屋の壁や天井をよごす心配がなくリビングなどで気軽に使っていただけます。
きめ細かな灰がぽとりと落ちる様子を眺めているだけでも心安らぎます。
製造は、お香の一大産地、淡路島にある「薫寿堂」さん。
お香メーカー様でも初めての試みだったそうで、何度も試作を重ねて完成したそうです。
控えめで美しい形の香立ては真鍮製。
tretreさんの「摘み草ティー」をお食事で提供されている、京都の某料亭で使われている仕様です。
「お香」とはその名の通り香りのするもの。
お香なのに香らず、空間の匂いも消してしまう。
最初に伺った際はちゃんと理解ができていなかったのですが、サンプルをいただいて使ってみてよくわかりました。
そっと静かに現れて、周りを清浄にしてそっと消える。
ヒノキのルームミストやヒノキオイル、そしてお茶などとも通じるtretreさんの香りへの向きあい方に、またもや快いなぁと感動しました。
主張や思想はなく、物語性や雰囲気すらおそらくない。
あるのは快さだけ。
そんなふうに感じるのは深読みのしすぎでしょうか。
消費欲をくすぐるものをかわして、仁淀の暮らしの中にある少しの詩情とともに届きました。
tretreさんのものづくりはいっつもすごい!
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<内容>
香らず香 (約9cm) 20本入
※微煙タイプ
※1本の燃焼時間…約20分
真鍮製香立て付属
<おすすめの場面>
〇1日の終わりなどの気分のリフレッシュに。
○肉や魚の調理後のキッチン、鍋料理などお食事のあとの
ダイニングの消臭や空間のリフレッシュに。
○お客様を迎える前の玄関やリビングの空間のリフレッシュに。
○約20分間燃焼しますのでタイマーとしてひと休みのおともに。